イギリス ワーホリ滞在記

イギリス YMS ビザの申請に当選しました。2018年9月からイギリスに住み始めました。出発までの準備とイギリス生活を日記のように綴っていきたいと思います。今後同じような境遇の方の参考になればとも思っています。

ストライキ

f:id:ukyouth:20181106054046j:plain

 

こちらに来てから2か月と2週間がたちました。

 

既に、地下鉄のストライキを3回も経験しております。

 

ピカデリー線が1回、セントラル線が2回です。

 

5日間ほどの長いストライキもあれば、1日で終わる時もあります。

 

写真のように案内が張り出されたり、交通局のHPで案内されたりしてストライキが周知される様子。

 

職場の最寄駅はセントラル線とピカデリー線が通っているので、もろに影響を受けています。笑

 

どちらかが動いていれば最寄駅には辿り着けるのですが、ストライキの日はホームの混雑具合がひどいです。

 

ホームが人で溢れるだけでなく、来る電車も人で溢れているのでなかなか乗れません。

 

先日は、乗り換え駅のキングスクロス駅で4本も見送ってからやっと電車に乗れました。キングスクロスは遠方に向かう特急なんかも通っているので、利用客数が特に多いです。

 

普段は大らかなイギリス人も、なかなか電車に乗れない状況にイライラしている様子でした。

 

因みにこっち人は「もっと詰めてくれない??」とかハッキリ言います。

 

明らかに奥にスペースがあったので、若い女性(たぶんイギリス人)が「もっと奥に行ってくれない?」と結構大きい声でお願いをしていました。

結局誰も詰めず、彼女は乗るのを諦めたのですが、電車のドアが閉まる瞬間に「Idiot!!!」と叫んでいました。直訳すると「ばか者が!!」って感じでしょうか。笑

 

 

すげーな。

 

 

 

ストライキの話からちょっと脱線しますが、他にも「この女性に席を譲ってあげてください。」とかかなりハッキリ言ってきます。

 

素晴らしい。

 

日本では、自分から目の前の人に席を譲ることはあっても、目の前で座って携帯いじって自分の世界に入っている人に向かって、「この方に席を譲ってあげてください。」とか言えませんよね??

 

文化というか国民性の違いをすごく感じます。

 

 

私も先日、電車で座って帰路についている際に、若い黒人女性に「この男性に席を譲ってあげて」と結構な命令口調で言われました。「もちろん、どうぞ」とか言って、一人の黒人男性に席を譲りましたが、すごい健康そうに見えるし、席を譲るには見た目も若い。なぜ席を譲るように言われたのか腑に落ちない時もあります。笑

 

 

で、ストライキの話に戻ります。

 

なんでこんなにストライキが多いのかイギリス人に聞いたところ、「わからない」と言われてしまいました。「賃金や労働環境に不満なんじゃない?」との回答でした。でも昔から何回もストライキしているようだし、いい加減に賃金も労働環境も改善されないの??って思ってしまいます。

 

日本では公共交通機関ストライキで止まるなど経験のないことなので、こんなに頻繁にロンドンで起こることが不思議でなりません。

 

 

ストライキとは言うものの、職員もホリデーが欲しくてやっているんじゃないの??と思わずにはいられないです。笑

 

正確な時刻表に沿って運転しているわけでもないし、雨がふっただけで遅れたりするし、たまにホームとか汚いし、暖房はあるけど冷房はないし、日本の電車は本当に便利であることを日々実感しています。