イギリス ワーホリ滞在記

イギリス YMS ビザの申請に当選しました。2018年9月からイギリスに住み始めました。出発までの準備とイギリス生活を日記のように綴っていきたいと思います。今後同じような境遇の方の参考になればとも思っています。

錦織圭くんの応援に行ってきました📣

4日前、Nitro ATP final がロンドンで行われるのを地下鉄の広告で知り、急遽チケットが残っているか調べました。(男子テニスの試合のことです。)

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なんと、たまたまバイトの休みをもらっていた11日が初日で、しかもその日の夜のセッションは錦織圭くんとあのロジャー・フェデラーの試合だったのです。




私は何があってもこの試合の応援に行くと心に決めました。



もう10年くらい前から、圭くんの活躍を見守ってきたからです。

(因みに私の母は私より熱烈なファンで、自分の息子のように応援しています。)







とりあえずチケットが残り少なそうだったので、衝動的にチケットを2枚購入してから急遽一緒に試合を見に行く友達を探しました。



思いのほか直ぐに見つかり、昨日応援に行ってきました〜〜





場所はthe O2アリーナ。




ビヨンセやテイラースイフトがライブを行ったりもしていて、日本でいう東京ドームのような存在です。




まず18時から男子ダブルスの試合がスタートし、20時から男子シングルの圭くんとフェデラーの試合です。



会場の雰囲気も分からないので、17時頃会場に着くように行きました。



試合の合間の為にちょっと食べ物を購入してから入ろうとしたところ、飲食は持ち込み禁止でした。



荷物検査の時にバレると、持ち込めないから食べ終わってから入るよう言われてしまいますが、中は飲食自由です。



ただ、ポテトが800円くらいだったり、ホットドッグが1000円くらいだったりするので、バレないように中に持ち込むのがおすすめ。笑



17時半頃アリーナの中に入りましたが、なんと公式練習中でした!



実は私たちの席はかなり上の方の席でしたが、公式練習の時間はまだお客さんも少なく、かなり近くまで行って練習を眺めることができました。




しかも練習していたのは錦織圭くんだったのです!!


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あのマイケルチャンコーチも圭くんの隣にいました!



もう興奮が止まらない。





そしてやはり圭くんの試合だからか、会場の日本人比率がけっこう高いです。




写真を何枚か撮っているとダブルスの試合時間が近づき、係のおばさんが自分の席に行くように促してきました。



私は突然おばさん精神が芽生え、

あと写真2,3枚撮ったら行くから!と伝えましたが、係のおばちゃんにNo!と言われ、しぶしぶ自分の席に戻りました。笑



ダブルスの試合が始まる頃は全体的に会場はスカスカで、6割埋まっているかな?という状態でした。 



両隣にお客さんもおらず、前の方の席もスカスカ。



知らない選手のダブルスだったので、あまり集中もせず、ルールのおさらいに丁度いいね〜なんていいながら、この後の圭くんとフェデラーの試合に向けてルールのおさらいに的に見ていました。



周りも同じような雰囲気で和やかなムードで試合を見ておりました。



ゲームカウントが進み、コートチェンジなどでインターミッションが入る度に、すこーしずつ観客が増えて行くのが分かりました。



もう完全に20時からの圭くんvsフェデラーが目的なんだというのがよく分かります。



19時30分、ダブルスの試合が終わる頃にはようやく会場は8割埋まったかなという感じでした。



男子ダブルスの前座感がすごいです。





ダブルスの試合が終わると、選手たちは観客からのサインに応えていました。



私はこの時思いました。



もし、試合が終了して直ぐに下の階に降りていけば、私たちもサインをもらえるチャンスがあるのではないかと。



錦織圭くんのサイン欲しい!

あわよくばセルフィしたい!f:id:ukyouth:20181113044504j:plain


そう思い、ペンとノートをポケットに用意しました。



そして19時50分頃、席に戻るとあんなにスカスカだった観客席は完全に満員になっておりました。



やばい。笑



観客たちの男子シングルへの本気度がすごい。



テニスがいかにイギリスで人気なスポーツなのかが、この会場に居るだけでとても伝わってきます。




たった2人のテニスの試合を見るためにこんなに人って集まるんだ〜というしょうもない感想しか出てこない。




そして驚いたのはフェデラーファンの多さ。




フェデラーが登場する時の歓声と圭くんが登場する時では、歓声の大きさが全く違うのです。悲しい。




けっこう日本人いると思っていたのだけど、全然足りない!!これをアウェイと言うんだなーと。




きっと圭くん本人は慣れてるんだろうけど、やはり切なくなります。



両隣は明らかにフェデラーファン。



左隣なんてスイスの国旗持ってるし、でっかい声で “Come on Roger!!!!”ってめっちゃ叫んでるのよ。


ロジャーフェデラーがミラクルショット決めた時なんて会場の歓声は110dB 超えてました。

(圭くんの時は一回も超えませんでした。圧倒的に応援人数が足りない。)



私にもう少し勇気があれば対抗して、“Come on Kei !!”って言えるのに、、ともじもじしてると、斜め後ろの方から女性が「がんばれーーー」と応援する声が聞こえました。



私も勇気を貰い、頑張って応援しました。せっかく見にきてるのに圭くんに応援が届かなかったら意味ないよね!!って思ったのです。



でもさすがは紳士のスポーツ。



どんなにアウェイでも、圭くんが良いプレイをした時はしっかり拍手するし、圭くんのミスをあからさまに喜ぶ人はいませんでした。



アウェイだけど、圭くんへのリスペクトは観客から感じました。





そして、試合の観戦で感じた異様な緊張感は本当にテレビの前じゃ味わえない感覚だなと感じました。





こんなに人が集まっているのに、プレイヤーがサーブの体勢に入ると会場はシーーンと一気に静かになり、ヒソヒソ話す声も聞こえなくなります。



球の音だけがアリーナに響いて、本当になんて言葉にして良いか分からない緊張感が立ち込めていました。




圭くんが最初はロジャーフェデラーを追う展開でしたが、並んで1セット先取してからは圭くんが推しているように見えました。



フェデラーが押され始めるとロジャーコールが始まったりなんかして、やっぱすごい人気だなぁ、、



私も日本ちゃちゃちゃをコールしたいよ、、、って思いながら見ているとついにマッチポイントを圭くんが握りました。





ロジャーフェデラーのミスも目立ちましたが、圭くんのコースが良いからこそのミスだと信じます。




結果は、セット数は2-0で圭くんのストレート勝ち!本当に涙が出そうになりました。



だってあの伝説ロジャーフェデラーに勝ったんだものね。怪我を乗り越えて本当に良く頑張ったよね。うん、ほんとにすごい。






で、問題のサインですが、試合が終わって速攻下の階におりましたが、その時には既に圭くんの姿もロジャーフェデラーの姿もありませんでした。




えーん。





もっと近づきたかったーーーー






たぶん、人気がすごすぎて会場内が大変なことになるだろうと考えて、男子シングルは試合直後にサインに対応しないように言われてるのかもしれませんね。






残念だけど、圭くんが勝ったことで最高の気分で帰ることができました。




ほんとに圭くんおめでとう🎉

次の試合もがんばれ!!





因みに次の試合も行きたいなーと思ったんですが、火曜の昼なので仕事を休まないと行けない時間帯でした。



野暮用で来週有給取る予定もあったし、あまりに直前だし、やること山積みなのでさすがに仕事は休めないけど、あともう一回くらい試合見れたらなーと思っています。