イギリス ワーホリ滞在記

イギリス YMS ビザの申請に当選しました。2018年9月からイギリスに住み始めました。出発までの準備とイギリス生活を日記のように綴っていきたいと思います。今後同じような境遇の方の参考になればとも思っています。

ハリーポッターのロケ地を巡る旅 ~ハイランド編②~ ホグワーツ特急に乗ろう!

 それではいよいよホグワーツ特急ことジャコバイト号に乗り込みます。

 

ukyouth.hatenablog.com

一つ前の記事の続編になりますので、ハイランド編①を読まれてない方は是非読んでみて下さい。 

 

 

 

私の座った席は二等車でした。

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中はいたって普通の電車でした。

 二等車両の方は、4人席と4人席の間に通路が通っております。

 

前回の記事でも書きましたが、予約時に席の指定はできません。

私の席は、進行方向と逆向きの通路側。ちょっと残念な席でした。 

 

 

 

そして一等車両の方はこんなかんじ。

それぞれ個室になっており、コーヒーカップやお皿が置いてありました。ドリンクや食事のサービスがあるのでしょう。

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 お菓子のいっぱい乗ったワゴンが、この通路を、通ってきそうです。

ワクワクします。

 

 

 

私の席のテーブルには、このようなチラシが置いてありました。車両Dにあるギフトショップと、電車の行き着く街マレイグにあるハリーポッター ショップの紹介です。

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 そして、各停車駅の案内と各駅の魅力を紹介しています。

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上記案内にも書いてある通りですが、ここで一旦スケジュールをご説明します。


10:15 フォートウィリアム出発


10:45 グレンフィナン高架橋通過Glenfinnan Viaductという橋を渡ります。


10:58 グレフィナン駅で30分弱停車します。



12:25 マレイグ到着 


そして14時10分に、マレイグからフォートウィリアム駅に向けて帰りの列車出発します。

 

このジャコバイト号は、1日に2回フォートウィリアムとマレイグ間を走っており、私が乗ったのは午前出発の列車でした。

 

午後の列車は、14時半ごろにフォートウィリアムを出発したと思いますが、記憶が曖昧です。改めてホームページを、見ましたが10時15分の列車しか、今は予約の選択肢に出てきませんでした。コロナウイルスの影響で本数を減らしたのではと思っています。 

 

 

 

 

さて、いよいよ蒸気機関車ジャコバイト号は出発!!

 

ガタガタと揺れながら、ゆっくりゆっくり雄大なハイランドの景色の中を通り抜けていきます。

 

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霧がかかってて、本当にミステリアスな雰囲気。

 

魔法の国の雰囲気があります。

ホグワーツの舞台に使われる理由がわかる気がします!

 

 

 

 

暫くすると、先程紹介しグレンフィナン高架橋にさしかかります。

 

この橋、ハリーポッター の映画を見たことある人が見ればすぐに分かるのではないでしょうか。

 

ハリーポッターの2作目、 「ハリーポッター と秘密の部屋」の撮影に使われた場所です。

 

ロンとハリーが空飛ぶ車でホグワーツ特急を探すシーンでは、この高架橋と雄大なハイランドの景色が背景に使われております。

 

最近、炎のゴブレットを見返しましたが、炎のゴブレットの作中にも、この橋出てきました。

 

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高架橋を渡る際には、列車内から、下から手を振る人たちが見えます。

 

私の席は恵まれた席ではありませんでしたが、隣の席の方と譲り合いながら写真や動画を撮ることができました!

 

また、進行方向を向いて左側の4人席だったので、橋を渡る際には、比較的、橋の写真が撮りやすい位置でした。

 

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グレンフィナン駅で降りると、バグパイプの音色がお出迎え。

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スコットランドに来た!という気持ちになります。

演奏者の男性が履いているのはスカートではありません。

タータンと呼ばれるスコットランドの伝統衣装です。スコットランドの男性は、結婚式にお呼ばれした際に着たりもします。

 

 

スカートと呼ぶと怒られますので注意です。

 

 

 

30分弱ある停車時間中には、多くの人が駅の小さな博物館に行ったり、駅のトイレを利用したり、ジャコバイト号の車体を撮影したりします。

 

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 私は一人でこの電車に乗っていたのですが、隣には若い女の子が座っていました。

 

私の席の通路挟んでお隣には、その子のお母さんが座っており、私越しに会話をしていました。


グレンフィナン高架橋を過ぎたので、もう左の窓際に近い席に座っている必要もなかったので、グレンフィナン駅からは、その子のお母さんと席を交換しました。

 

そしてロンドンから来たという3人一家の座る席に参加。

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 ルービックキューブのアリゴリズムを語る少年と、ハリーポッター ファンの妹さんがとてもいい子たちでした!

 

私の隣には二人のお母さんが座っていて、ルービックキューブばかりやっている少年に対し、もっと窓の外に目を向けるよう促していました。

 

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 たしかに、窓の外は本当に素晴らしい景色でした!

 

厳しい雨風にさらされて荒く削られたスコットランド雄大な大地が広がっているのです。

 

お母さんの気持ち、分かります。

 

 

 【12時25分マレイグに到着】

 

そしてマレイグ駅につきました。天気はあいにく曇りです。

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マレイグは港街で、ここからスカイ島へのフェリーも出ています。

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列車は1時間45分ほど、このマレイグで停車し、14時10分には出発しますので、乗客のほとんどがこのマレイグでお昼ごはんを食べます。

 

私が選んだのはここ

The Tea Garden Cafe

なんともイギリスらしい名前です。

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 せっかくの海辺なので、海鮮を食べることに。

 

オーダーしたのはPrawn Sandwich

 海老がぷりぷりで美味しかったです。パンもイギリスらしい歯ごたえのあるパン。

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マレイグは小さな町で、レストランやカフェも少ないです。

どのレストランで食べるか予め下調べしておく方が良いかもしれません。

そうしないと、列車を降りた乗客たちで、どこのレストランもたちまち満席になってしまいます。

 


私は運良く、店内が混み始める前にオーダーを終えることができましたので、問題ありませんでした。


ランチを終えた後、小雨が降る中、マレイグの町を散策することに。

 


ジャコバイト号の車内にあったチラシにも紹介があった、マレイグのハリポタショップ。 

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ファンにはたまらないグッズがたくさん置いてありました。


ハリーポッターファンの姉にお土産を買いたくなりますが、ハリーポッターショップはロンドンにもあるし〜と思い、ここでは何も買わず。

店内はけっこう狭かったです。

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まだ列車の時間まで余裕があったのですが、雨だったので屋内でアイスを食べながら港を眺めることに。

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次回は折り返しフォートウィリアムに戻るのでは無く、ここからフェリーに乗ってスカイ島に行ってみたいと思います。

(またジャコバイト号に乗りたい)




そして再度ジャコバイト号に乗り込み、フォートウィリアムに戻ります。


戻る列車の中、小島の浮かぶ湖の横を横切る前に、車内アナウンスが。


ダンブルドアという単語が聞き取れましたが、わたくしちょうどトイレの中にいました。


急いで出ると、皆が窓から進行方向向いて左側の窓を一斉に眺めていました。


私も眺めてみます。


なんとなく見覚えのある島が見えましたが、たぶん見れたのは10秒間くらいでした。


後から隣の乗客に聞いたところ、ダンブルドアの墓のロケ地だよ、と親切に教えて下さいました。


悔しくも自分のカメラでその島を撮影することはできませんでしたが、肉眼で観れたので満足!


この島と湖の景色が車窓から眺めることができますよ。

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エイット湖(Loch Eilt )という湖に浮かぶ島です。


Lochはスコットランド語で湖という意味。


この湖に沿ってジャコバイト号の線路が引かれており、島を見れのは一瞬ですが、湖の景色はしばらく楽しめました!



行きの列車でも通ったはずですが、アナウンスは無かったと思います。

帰りのみのアナウンスなのか、車掌さんの気まぐれなのかは謎です。

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そしてフォートウィリアムに帰ってきました。


今回は駅から10分弱歩いたところにあるホテルに宿泊しました。


 Imperial Hotel

朝食込みでGBP85.00でした。

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天気が曇りのせいもあり、この写真だとなんだか廃墟のように見えますが、とても清潔で、スタッフもフレンドリーでよかったです。


WiFiも問題なく使えました。

 

お部屋はこんな感じ。

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 一人旅には十分です。

 

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バスルームも綺麗。

 

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 シャワー室も綺麗です。



 


ホテルにチェックインした後、フォートウィリアムの街を散策。


やはりここにもハリーポッターファン向けのお店がありました。


ただの服屋かと思って入ったら、入り口付近にこの商品が。

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スコットランドといえど、7月です。

ちょっと季節外れですが、ファンには関係ない。

きっと真夏でも売れるのでしょう。


 

やっぱり、ハリーポッターがイギリスにもたらす経済効果はすごいと改めて実感するのでした。




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 フォートウィリアムの街から見える海の景色。



さて夕飯ですが、、、、



前の晩はユーストン駅でサンドイッチやスナックを食べました。(記憶が曖昧ですが)


朝はハイランドブレックファスト。

昼は海老のサンドイッチ。



パンや洋食以外が食べたくて、アジアな味付けが恋しくて堪らなくなり、スコットランドまで来て中華料理屋さんに入ってしまいました。笑


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頼んだ海鮮のラーメン。




これが不味かった。


 


 やはり旅行中は、現地の物を食べようと心に決めました。


不味くても現地の物なら許容できます。


しかしスコットランドまで来て、中華料理を食べて後悔するなんて、悲しいです。



とは言え、これもいい思い出と教訓。


存分にスコットランド1日目を楽しんだのでした。



パート③ 最終編に続きます。