ロンドンでホームステイ
前にハウスメイトのマシャールちゃんを紹介しましたが、今回はホストマザーを紹介します。
しかしその前に、なぜロンドンでホームステイをすることになったのかを話していきます。
ホームステイは学生の頃に経験したことがあったので、できれば学校の寮での生活をしてみたいと初めは考えていました。
しかし、学校の寮は高い!!
どこの語学学校に見積もりを取ってもらっても、とっても高いのです。
あまり覚えていませんが、1ヶ月15万円くらいした覚えがあります。
学校の規模や地域差が反映されるので、もちろん平均ではないです。
あくまで私が選んだ学校の寮が高額でした。
にしたって、高い。
学校と寮が併設されていなければ、そこにプラスで交通費もかかってきます。(因みに交通費もバカ高い)
ということで寮は諦めて、ホームステイを選択。
学生寮に一度は住んでみたかったけど、仕方ないから安あがりなホームステイにしよ〜
と思ったのも束の間、留学エージェントに頼むと、ホームステイでも1ヶ月11万くらいするのです。
しかもゾーン3で!
(ロンドンの地下鉄はゾーン別で定期の値段が変わってきます。ゾーン1が最も中心地で、離れるごとに数字が大きくなっていきます。)
何でそんな高いのか。
おそらく留学エージェントや語学学校など、仲介料金が発生する為、この金額なのだと思います。
それにしたって高い。
ネットでアパートを探して住むのもいいですが、先に振り込んだデポジットだけとられて音信不通になったりする詐欺話も聞いたことがあったので怖かったのです。
最初は信頼できる所に住みたい。
右も左もわからない土地だから、誰かと住みたい。
スーツケース1つ分の荷物しかないので、生活家財が揃っている場所に住みたい。
そう考えていました。
そんな時、友達のマホがイギリスにワーホリ中のエリナ(私と同い年)を紹介してくれました。
エリナとLINE電話をすることができ、オススメの滞在先として、彼女が以前使ったホストファミリーを紹介してくれたのです!
スペシャルさんくすエリナ❗️
「すっごくいい人だがら!」
という信頼できる友達が紹介してくれた信頼できる友達からの経験談はとっても説得力があります。
しかも、値段も1ヶ月8万3千円くらい。水道光熱費そしてwifiも込みの値段です。
今まで検討してきた中で最も安い!(それでも高い気はしているけど)
しかも、学校最寄駅のトッテナムコートロード駅まで乗り換えなしで電車で20分。
(家の前からバスに乗るので、door to doorで45分くらいかかりますが)
というわけでエリナが教えてくれた連絡先にメールを送り、今のホストマザーと連絡を取り合うようになりました!
ビザが取れたよー!
9月頭に入国することになったよー!
最低でも2ヶ月は滞在してもいいかな?
とか、そんなような内容のやりとりから始まり、
口座情報を教えてもらって2ヶ月分の家賃を先に海外送金したりしました。
因みに、この頃はまだ日本で働いていたので、平日の昼間に銀行に行く時間がなく、私のリアルおかんに送金に行ってもらいました。
スペシャルさんくすおかん!と言いたい所だけど、これはこれで後にやや面倒な事態となります。
※National Insurance Number についての記事を書く際にまた説明します。
そしてマムの紹介に戻ります。
マムはトルコ人ですがイギリス育ちです。
TurkishとEnglishの二か国語を話すBilingual (バイリンガル)ってやつです!
マムは噂以上に良い人でした。
あ、本名はマムじゃなくてハリカさんです。
私やマシャ―ルはマムって呼んでいるだけです。
だいたいホームステイというのは、
・朝食付き
・朝夕の二食付き
・食事なし(self catering)
という3つのプランがあります。
値段もそれぞれ変わってきますが、私はself cateringといって、ご飯が付いていないホームステイのプランを選択。
Self cateringだと、キッチンは自由に使わせてもらえます。
学校の友達と夕飯を食べてから帰ることもあるだろうし、バイトを始めたら賄いを食べたりするかもしれないと思い、食事なしのプランにしました。
しかし、マムは本当に優しい方で、家にいる時は、何かご飯を作ってくれます。
チキンとジャガイモを適当に煮てみたよ。って感じで作ってくれた料理です↑↑↑
他にも豆のスープや、パスタなど色々ご飯を作ってくれます。
しかも作ってくれるご飯はスパイスが効いてて美味しいのです。
しかも毎晩のように、お茶飲む?
と聞いてくれるのです。
お茶は、普通の紅茶か、アールグレイか聞いてくれたり、砂糖やミルクを入れるか聞いてくれます。
今日はいいや。と返事する時もありましたが、
Are you sure??
ほんとに?
と言って、遠慮しないでねって感じで聞いてくれるので最近はもう毎晩のように紅茶を飲んでおります。
さすがイギリス
お腹が空いているかも確認してくれます。
私がすでに夕飯を食べた事を伝えても、食べるものがあると、冷蔵庫にある食べ物を色々出してきてくれます。笑
調味料も野菜も冷蔵庫にあるものは何でも使っていいよ。何でも食べていいよ。
と言ってくれます。
ほんとに優しいマムなのです。
部屋が寒くないかよく確認してくれます。
洗濯物もしてくれるし、ベッドのシーツも変えてくれます。
サイズが合わなくて着れない新品のTシャツも貰いました。(ただ今パジャマとして活躍中)
今の会社で、英語で電話がかかってくるのが怖いと話したら、電話対応のレッスンをしてくれました。
GPの登録にも付き合ってくれました。(簡単に説明するとイギリスの医療制度で、登録すると診察が無料で受けられる制度)
他にも、パソコンの操作が苦手だと話したら、地元の図書館が朝行なっている無料のパソコンスクールを探してきてくれました。
本当にほんとのママみたいです。
学校の友達で、しばらくの間ホームステイをしていた友人からは、ホストファミリーの作るごはんが不味いとか、シャワーを浴びていい時間が決まっているとか、色々な話を耳にしていました。
私はとても幸運なことに、とても自由に暮らせています。
ほんとにイギリスで素敵なママ、そしてお姉ちゃんのマシャ―ルができて幸せです。
こっちでフラットを借りて住むことも経験したいので、いつかは引っ越したいと思っています。
それでも、必要に迫られたり、いい物件が見つからなければ、ここに長居してしまいそうです。