ロンドン クリスマスの過ごし方
先日、シークレットサンタについて書きましたが、今日はクリスマス当日の過ごし方について書いていきます。
イギリスではクリスマスは祝日です。
祝日でも、オフィス街でなければ、大抵のレストランは営業しますが、クリスマスは違います。
クリスマスはほぼ全ての飲食店、スーパーは閉まります。
交通機関の電車やバスも終日運休します。
タクシーも2倍くらいの特別料金に変わります。
クリスマスは家から出ずに、家族でゆっくり静かに過ごすのがこちら流なんですね。
そのため、24日になると、駆け込み感が半端ないです。
どこのスーパーも食料の買い出しで大賑わいしておりました。
私も、24日に、朝からマシャールとママへのプレゼントを買いにいきました。
クリスマス当日は、ママの娘家族の家でクリスマスディナーを共にする予定だったので、日本のお菓子なんかも差し入れようと思い、日本のお菓子を探したりしました。
因みに、うちのママもマシャールもイスラム教徒でして、ふつうはクリスマスをお祝いしない宗教らしいのですが、二人ともとってもモダンなイスラム教徒でして、クリスマスをふつうに祝います。笑
マシャールが顔にスカーフ巻いてるのも見たことないし、ママの家族もお祝いの席ではお酒を飲みます。
(マシャールはお酒は絶対に飲みません。)
また、ママの娘さんは25日が誕生日のため、他のムスリム教徒からの批判には、誕生日を祝っているだけだと言えるのだそうです。
クリスマスを共にしたのは計11人
わたし(日本人)
マシャール(サウジアラビア人)
ママ(トルコ人)
ママの娘さんとその旦那さん(トルコ人)
ママのお孫さん3人(トルコ人)
ママの娘さんの旦那さんのご両親(トルコ人)
ママの娘さんの旦那さんの友達(コソボ人)
結構な人数です。
そしてコソボってどこや。
コソボはおいといて、クリスマスの定番の1つとして、クラッカーを隣の人と引っ張る謎の慣習がこちらにはあります。
クラッカーを引っ張るとぱーっんと音がして、中からクイズやジョークが書かれた紙と、紙製の王冠が出てきます。
その紙製の王冠を皆でかぶってパーティー感を出し、ディナーを食べながら、クラッカーから出てきたクイズを出しあったり、ジョークを言ったりするようです。
紙製の王冠はこんな感じです。
ということで、今年のクリスマスは伝統的なクリスマスディナーをいただきました!
何時間もかけてじっくり焼かれた七面鳥。
そこにグレイビーソース
(なぜかクランベリーソースもかけます。)
とっても美味しかったです。
そして忘れちゃいけないのは、娘さんの誕生日ケーキ!
普通の家庭ではミンツパイやクリスマスプディングという結構重ためなデザートを食べるようですが、うちは誕生日ケーキでした。
じゃーん。
レインボーー!!
味はまぁまぁ、いける!
(層によって味は変わりませんでした。)
それよりも感動したのは、コソボ人の彼が持ってきてくれた手作りデザート。
コソボの伝統的なデザートで、彼のお父さんが作ってくれたのを持ってきてくれました。
ココナッツミルクにひたひたになったスポンジケーキの上がクリームブリュレみたいになっています。
たぶん8割は私が食べた。笑
というのも、皆お腹いっぱいでその場では殆ど食べられず、娘さん宅の冷蔵庫もパンパンなので、マムがこのデザートをうちに持って帰ったのです。で、私が食べました。笑
ディナーの後はお孫ちゃんたちとボードゲームなどを楽しみましたよ。
家に帰る頃には0時半頃になっておりましたが、そこでマミーとマシャールと私の3人だけでお互いのクリスマスプレゼントを開けました。
うちのクリスマスツリーはこんな感じになっております。
私がマムからもらったのはパジャマ
いつも寒い寒いって言ってるいるため、暖かそうなパジャマを選んでくれました。
マシャールがくれたのは、ネイル、マスカラ、化粧落とし、チョコレートでした!
女の子っぽいチョイスが嬉しい。
因みに私は、二人がコーヒーが好きなので、和風なデザインのエスプレッソカップをプレゼントしました。この写真は撮り忘れました。
クリスマスって家族や身近な人のために本気でプレゼントを考える良いチャンスですね。
とてもほっこりした1日となりました。