安全の代償は監視社会
街を歩いているとこんなサインをよく見かけます。
CCTV camera in operation という表示
つまり、監視カメラ作動中ということです。
これが街中そこかしこにあります。
広場にも。
バスの中にも。
電車の中にも
お店の出入り口にも。
全ての駅で見かけますし、人が集まるところでも必ず見かけます。
ほんとにそこら中に監視カメラだらけなのです。
犯罪が多い都市だから仕方ないのかもしれないです。
去年は年に3回もロンドン市内でテロがありました。
治安を守るためにも監視強化で抑止力を強めるしかないのかも。
先日、ロンドンに住むイギリス人がこんなことを言っていました。
『ロンドンはCCTVカメラがそこら中にあるし、ヨーロッパでは安全な都市だよ。信じてくれ。』と。
リトアニア人でロンドンに4年以上住む友達も、『ロンドンは治安がいいよ。安心をして街を歩ける。パリの方がよっぽど怖いね。』と、フランス人の前でフランスを茶化していたのか、そんなことを言っていました。
こちらで知り合った日本人の女の子で、フランスでワーホリ経験のある友達も『ロンドンはすごい治安いいですよ。フランスにいた時は空き巣に入られたし、常にスリに警戒してたので。』と。
たしかに、こちらに来て夜中12時以降に街を歩くこともしばしばありましたが、恐怖を感じたことはありません。
電車やバスで寝そうになってしまうくらい、夜中も安全に感じます。
もちろん油断は禁物なのだけど、思っていたよりもロンドンは治安のいい場所でした、
CCTVカメラが役目を果たしているのかもしれません。
パディントン駅という空港と市内を結ぶ大きい駅(東京でいう品川駅的な)がありますが、そこにあるCCTVカメラに映る変質者や犯罪を追う番組なんかもあります。
パディントン駅の監視カメラだけで番組作れちゃうくらい変質者が多いのは事実なんだけど、それにしたってカメラの数が半端じゃないので、大抵の犯罪者は捕まるらしいです。
監視社会って、プライバシーがあまりない感じがして気持ち悪いけど、安全な日々を送るには仕方ないのかもしれないですね。